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お子さまにとって「わきが」はとても繊細な悩みです。自分では気づきにくく、周囲の言葉に傷ついてしまうこともあります。
「なんだか最近元気がないな」
「以前よりも表情が暗い気がする」
そんな小さな変化に気づいたときこそ、親御さまのサポートがとても大切です。
子どものわきがは決して珍しいことではありません。
適切な治療とケアを行うことで、しっかりと改善を目指すことができます。

当院では、小学生から高校生までのお子さまを対象に、身体への負担が少ない切らない治療「ビューホット」をご提供しています。
学校生活に支障が出ないよう、無理のないプランで対応いたしますので、どうぞご安心ください。
初診では、お子さまご本人だけでなく、保護者の方の不安やご心配にも丁寧にお応えしています。
気になることがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。
当院には、お子さまのわきがについて、以下のようなお悩みが多く寄せられます。
✓ においのことで、いじめやからかいの対象にならないか心配
✓ 家族にわきが体質の人がいて、遺伝が気になる
✓ 部活着などににおいがついてしまうので、なんとかしてあげたい
✓ まだ子どもなのに、本当に治療が必要なのか不安
✓ 手術は避けたいけれど、しっかりとした治療を受けさせたい
✓ 治療後、学校をどのくらい休むことになるのか心配
こうした不安をひとつひとつ解消しながら、お子さまに合った方法をご提案させていただきます。

わきがの症状は、思春期の訪れとともに現れはじめることが多くあります。 これは、わきがの原因であるアポクリン汗腺が、第二次性徴(体毛の増加や声変わり、生理の開始など)と共に活性化するためです。
発症の時期は10〜12歳ごろが一般的ですが、なかには7〜8歳から気になりはじめるケースもあり、女の子の方が早く発症する傾向も見られます。
アポクリン汗腺の発達は成長とともに落ち着いていきますが、それまでの間は、心身に無理のない範囲で対処していくことが大切です。
「本当に今、治療を始めるべきなのだろうか?」
そんなふうに悩まれる親御さまは少なくありません。
たしかに、手術による根本治療を考える場合、汗腺の発達が落ち着く大学生以降が望ましいとされています。 成長途中に手術をしても、汗腺が再び活発になり再発する可能性があるためです。
とはいえ、「今、においのことで悩んでいる」「学校でつらい思いをしている」といった場合、ただ様子を見るだけでは、お子さまの心の負担は大きくなる一方です。
そのときにできる最善のケアや治療を選び、今のコンプレックスをやわらげてあげることが、安心と自信を取り戻す第一歩になります。

思春期の成長途中にあるお子さまには、以下のような視点で治療法を選ぶことが大切です。
皮膚を切らず、成長に悪影響を与えにくい方法が望まれます。
成長とともに汗腺が再び活性化する可能性があるため、再治療が必要になった際のフォロー体制が整っていることが重要です。
※当院では、再治療が必要な場合に、半額で対応する保証制度をご用意しています。

当院では、成長期のお子さまのわきがに対し、切らない治療「ビューホット」をおすすめしています。
ビューホットは、高周波(RF)エネルギーを使い、汗腺に直接アプローチする治療法です。 極細の針で、アポクリン汗腺をピンポイントで熱処理し、皮膚の表面は冷却しながら守るため、傷跡が残る心配はありません。
「手術はちょっと不安。でも、しっかりと効果がある治療を受けさせたい」 そんな思いに応える、安全性と効果を両立した治療法です。

▪ 施術時間は約20〜30分
▪ 皮膚を切らずに治療可能
▪ 傷跡が残らない
▪ ダウンタイムがほとんどなく、翌日から登校も可能
▪ 痛みが少なく、麻酔にも配慮
\ビューホット治療/
近年では、小学生のうちからわきがで悩むお子さまも増えています。これは、成長の早期化や生活習慣の変化が関係しています。
においの悩みは、ただの身体的な問題にとどまらず、心の問題にもつながります。思春期は特に、まわりと比べたり、自分を否定してしまったりと、心が揺らぎやすい時期です。

治療を急ぐ必要はありませんが、「一緒に向き合って、どうすればよくなるか考えていこう」という親御さまの姿勢は、お子さまにとって大きな安心になります。
当院では、そんな親子の気持ちにしっかりと寄り添い、優しい治療と丁寧なサポートをご提供しています。
わきがは決して「不潔だから」起こるものではありません。 アポクリン汗腺の量や働きには生まれつきの体質が関係しており、遺伝の影響も大きいといわれています。

【両親ともにわきが体質】
約90%の確率で遺伝
【片親がわきが体質】
約50%の確率で遺伝
ただし、遺伝したからといって必ず発症するわけではありません。
症状の出方やにおいの強さには個人差があります。
「体臭が気になるな」と感じたら、「汚れ」ではなく「体質の可能性がある」と受け止めることが、前向きな対処につながります。
体質だけでなく、ストレスや食生活もにおいの強さに影響します。 ストレスによる自律神経の乱れや、脂質・糖分の多い食事は汗の性質を変え、においを強めてしまうことがあります。
▪ バランスのよい食事
▪ リラックスできる生活環境
▪ 制汗剤やわき汗パッド、ミョウバン水の活用
ただし、お子さまは「周囲に知られたくない」と感じていることも多いもの。気持ちに寄り添いながら、無理のない範囲でケアを進めてあげることが大切です。
「汗の悩み」とひとくちにいっても、「わきが」と「多汗症」では原因も対処法も異なります。

アポクリン汗腺が原因。特有のにおいがある
エクリン汗腺が原因。においは少ないが汗の量が多い
判断が難しいケースもありますが、当院では丁寧なカウンセリングと診察を行い、お子さまにとって最適な治療方法をご提案いたします。
「においなのか、汗なのか分からない」といったご相談も、どうぞ気軽にお寄せください。
はい。当院では10歳前後のお子さまにも対応しております。ビューホットは皮膚を切らずに治療できるため、身体への負担が少なく安心です。カウンセリングでは保護者の方にも丁寧にご説明いたします。
思春期のお子さまは、成長によって汗腺が再び活発になる可能性があるため、再発のリスクはゼロではありません。当院では再治療の際、半額で対応する保証制度をご用意しております。

局所麻酔を使用し、さらに施術中は患部を冷やしながら行うため、痛みは最小限に抑えられます。麻酔クリームをご希望の場合もご相談いただけますので、安心して受けていただけます。
ほとんどの方が、翌日から通常通り登校されています。ただし体調や個人差を考慮して、念のため1〜2日ほど余裕をもって予定を立てていただくと安心です。
術後24〜48時間は激しい運動を避けてください。軽い活動は可能ですが、体育や部活への復帰は体調を見ながら無理せず調整してあげてください。
どんな小さなお悩みでも、遠慮なくご相談ください。
私たちは、お子さまの気持ちに寄り添いながら、一人ひとりに合った最適な治療をご一緒に考えてまいります。
まずはお気軽にカウンセリングへお問い合わせください。
\無料カウンセリング/
記事監修:金沢中央クリニック
ACCESS

金沢中央クリニック 院長
小神 博文