パイプカット
パイプカットとは?
パイプカットとは、男性避妊手術の事で精子を送る精管をカットする事で確実に避妊することができます。精子がでないだけで、精液は出ますし、射精感が損なわれることはありません。
- 精管だけの治療です。男性ホルモンや勃起、射精に変化、影響ありません。
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精子の生成をしているところと精管は直接関係していません。精液とは前立腺液とせいのう線液に精子が微量ふくまれるもので、精子が送り出されなくなるだけですから、射精感は変わりありません。痛みについても軽く指先でつまんでみるとわかりますが、いんのう(睾丸の袋)は、ダメージを受け流しやすく、非常に強い部分です。麻酔のときも痛みをあまり感じません。痛みに鈍感な部分なので安心して治療が受けられます。
- 再復活手術は不可能です。確実に配偶者(奥様)の同意書が必要です。
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医学的には不可能ではありませんが、機能回復がお約束できません。ご本人が30才以上で、お子様1人以上で、配偶者(奥様)の同意書が必要です。ご夫婦でよく話し合っていただいた後、御相談ください。
※ 配偶者同意書 (PDF)をダウンロードし、印刷をして記入・捺印されてからご来院下さい。※ 同意書をご覧頂くにはAdobeReaderが必要です。
- 奥様の同意書があれば、ご相談日同日の治療可能です。
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同意書をご持参いただければ、ご本人のみの来院でかまいません。
- 治療はたったの40分。ご相談をあわせても約1時間でご帰宅いただけます。
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治療直後も痛みが少なく、治療時間はたったの40分でそのまま出社されるかたもいらっしゃいます。
- 治療後2週間で性交渉が可能です。(検査前は避妊具が必要です。)
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2週間目から避妊具をつけての性交渉が可能になります。その後、2週間、15回以上の射精された後に、検査となります。
- 包茎治療などの泌尿器の全ての治療と同時に治療可能です。
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性交渉が行えない期間が2週間ございます。『その期間を利用して』と多くの患者様が包茎治療やシリコンボールの挿入を同時に希望されます。
- 女性の避妊手術と違い、確実で痛みも少ない治療です。
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奥様が避妊手術を受けていたのに、『妊娠してしまった』とパイプカットを希望される方が多く見られます。大きな不安となりうる妊娠。ストレスがなくなる分、ご夫婦ともに、精力的になった。と喜ばれる治療です。
手術後の注意事項
- 治療後、陰嚢切開部にカットバンが7日間つきます。
- 3日間患部が濡れないようにシャワーを浴びて下さい。
- 性行為は14日後からとなります。(この時はまだ避妊をして下さい。)その後10回〜15回の射精をしてから精液検査に来院して下さい。 精液検査の結果がOKならば避妊の必要がなくなります。
- 1ヵ月以降の精液検査に一度来院して下さい。
- アルコ−ルや激しい運動は1週間控えて下さい。
- 直接患部に衝撃がなければ普段の生活やお仕事は当日より可能です。
※ 術後に関しては個人差がありますので医師の指示に従って下さい。